今日の保有株式評価損益は前日比+175,200円(+1.36%)となり、前日の下落分を半分回復しました。


昨日ストップ高直前で手を出したKIホールディングスは+14円(+3.04%)の475円と今日も上がってくれました。ひとまず安心です。昨日KIホールディングスのことを記事にしてつぶやいただけで、twitterのフォロワー数が20人以上増え、個人投資家の注目度が高いことを実感しました。


KIホールディングスは製品の一つである航空機シートの納入遅延でタイ国際航空に訴えられていましたが、11月13日付で訴訟の和解、解決、さらに特別利益の計上を発表しています。


同社の現在の投資指標をまとめておきます。(会社予想ベース)

PSR 0.36倍
PER 5.97倍
PBR 3.78倍
ROE 63.3%
 

今期の会社予想純利益は33億円ですが、今回の和解により、約10.6億円の特別利益を計上する予定とのことです。まだ会社から発表はありませんが、この分を単純に足すと純利益が32%増えることになるので、予想PERは4.5倍ほど、ROEは84%とものすごい数字になります。


PBRとROEが高いのは自己資本が賠償金の支払いで少なくなってしまい分母が小さくなった影響が大きいので、投資指標として使うには注意が必要です。


こういうときは特殊事情があっても比較的変動が大きくならないPSRを活用します。PSRは時価総額÷売上高で計算できる指標で、売上をいくらで買えるか(?)ということです。PSR0.5倍ならば年間売上1000万円のお店(たとえば花屋さん)を500百万円で買っていることと同じです。仮に純利益率5%とすれば”10年で元をとれる”ということになります。これはPER10倍に相当します。


ちなみに、私の現在の保有株のPSRを加重平均したものが0.52倍なので、私が投資先に求める割安さは上記の例えに非常に近いと言えます。


"10年で元をとれる"というのは、10年で2倍になるということなので、72の法則を使うと、年利7.2%で運用することと同じです。ここ数年の上昇相場で感覚がおかしくなっている人がたくさんいますが、株式投資の長期的な利益はこんなものだと思います。


したがって並みの企業であればPSR0.5倍以下で株式を買って損はないと思います。問題は並みの企業なのかどうかということですが、たくさんの投資ブロガーが銘柄研究を行っており、KIホールディングスも例外ではないのでそういう人たちの努力を利用させてもらえば、間違いなく並みの企業です。


というわけで信用買い中のKIホールディングスもPSR0.5倍を当面の目標にしていて、このまま低いPSRで推移する場合はもっとPSRの高い保有株を売って、現引きするのも悪くないと思っています。


参考までに、PSR0.5倍ならば、KIホールディングスの株価は660円、PER8.3倍くらいになります。