シンプロメンテが乃村工藝社との資本・業務提携に合意し、乃村工藝社の子会社であるテスコ社を完全子会社化します。この発表により、シンプロメンテは先週金曜日にストップ高となりました。さらに、株価は今日月曜日も堅調でした。

28年2月期の両社の売上は、シンプロメンテが49億円、テスコが90億円となっており、シンプロメンテは二倍近い売り上げの会社を飲み込む形になります。

テスコ社が直近決算で赤字なのは気になるところですが、単純合計で売上は139億円と現在の2.8倍になり、大きく成長するチャンスをつかんだことになります。


ただ、ネット上では適正な株価がいくらなのか、よくわからないという意見が散見されますので、私の好きな指標である、PSRをチェックして考えてみたいと思います。


PSRになじみがない方はこちらの記事『書籍紹介 ケン・フィッシャーのPSR株分析 −市場平均に左右されない超割安成長株の探し方』をご覧ください。

直近のPSRの推移は以下の通りです。(数値は四季報予想売上ベース)

2/16 (提携発表前)  0.59倍
2/17 (提携発表後) 0.72倍

そして今日、2/20時点では0.82倍となっています。

まだ1倍未満なので、特別高いとは思えません。なぜPSRがこんなに低いのかというと、利益率があまり高くないからなのです。だからシンプロメンテを買ったのですが、そのときの考察を記事にしていました。(『グランディーズを売ってシンプロメンテを買った理由』参照)

PSRに注目すると、PERに縛られていると見えないことがわかってきます。利益率が改善すれば一気にPERは小さくなるんですね。

そのときの爆発力はすさまじいので、私は低PSR銘柄が大好きです。



最後に、捕らぬ狸の皮算用を行います。

テスコ社の今期売上がそのまま来期売上に足されると考えると、来期予想売上は55億円+90億円=145億円になります。この売上をベースに今の予想PSRを計算すると…

なんと…

たった0.31倍です。(2015年7月にシンプロメンテを新規購入したとき、このくらいでした)


ここからさらに2倍、3倍になったとしてもまだPSRは1倍以下です。よって、数年で株価5,000円は超えてくると信じています。