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株価の動きに惑わされない投資法とは

投資スタイル

トラストテックを買った訳

前回の記事でコメントを頂いたので、それに回答したいと思います。長いことブログ更新がいい加減になっているので、コメントいただくこと自体が久しぶりです。ありがとうございます。


arigatouさんから、トラストテックを買った理由を聞かれました。


調べたところ、トラストテックを買ったのは2012年11月1日のようです。投資を決めた理由は、配当利回りの高さでした。まだアベノミクスが始まる前で割安株がゴロゴロしていた時代でしたので、配当利回りは5%、PER10倍、PBR2倍ほどだったと思います。

記憶があいまいですが、指標的には人材派遣業界で一番割安なのに、業績が悪くないから、といった理由で買いました。

割安株であれば、下落してもたかが知れていますし、買ってからも考える時間は十分あるので、まず買ってみるというスタンスでした。まさか現在までずっと増益、増配を続けるとは思っていませんでしたので、運がよかっただけです。銘柄選択に特別な技術や才能を使ったわけではありません。


特にここ数年以内に株式投資を始めた方に言いたいのですが、今となってはそんな割安株は見つからないので、そんな買い方はお勧めしません。安全重視で、調子に乗らないことを強くお勧めします。


トラストテックの現在の配当利回りは1.7%くらいです。ということは、仮に株価が半分になっても、配当利回りは3%を超える程度であり、アベノミクス前夜に比べたら高いと言えます。

トラストテックに限らず、特に新興市場はそんな銘柄ばかりになってきています。一気に資産評価額が半減することはありえる話ですし、徐々にその可能性は高まっている、ということを忘れないようにしたいと思います。

シンプロメンテの株価をPSRの観点から予想する

シンプロメンテが乃村工藝社との資本・業務提携に合意し、乃村工藝社の子会社であるテスコ社を完全子会社化します。この発表により、シンプロメンテは先週金曜日にストップ高となりました。さらに、株価は今日月曜日も堅調でした。

28年2月期の両社の売上は、シンプロメンテが49億円、テスコが90億円となっており、シンプロメンテは二倍近い売り上げの会社を飲み込む形になります。

テスコ社が直近決算で赤字なのは気になるところですが、単純合計で売上は139億円と現在の2.8倍になり、大きく成長するチャンスをつかんだことになります。


ただ、ネット上では適正な株価がいくらなのか、よくわからないという意見が散見されますので、私の好きな指標である、PSRをチェックして考えてみたいと思います。


PSRになじみがない方はこちらの記事『書籍紹介 ケン・フィッシャーのPSR株分析 −市場平均に左右されない超割安成長株の探し方』をご覧ください。

直近のPSRの推移は以下の通りです。(数値は四季報予想売上ベース)

2/16 (提携発表前)  0.59倍
2/17 (提携発表後) 0.72倍

そして今日、2/20時点では0.82倍となっています。

まだ1倍未満なので、特別高いとは思えません。なぜPSRがこんなに低いのかというと、利益率があまり高くないからなのです。だからシンプロメンテを買ったのですが、そのときの考察を記事にしていました。(『グランディーズを売ってシンプロメンテを買った理由』参照)

PSRに注目すると、PERに縛られていると見えないことがわかってきます。利益率が改善すれば一気にPERは小さくなるんですね。

そのときの爆発力はすさまじいので、私は低PSR銘柄が大好きです。



最後に、捕らぬ狸の皮算用を行います。

テスコ社の今期売上がそのまま来期売上に足されると考えると、来期予想売上は55億円+90億円=145億円になります。この売上をベースに今の予想PSRを計算すると…

なんと…

たった0.31倍です。(2015年7月にシンプロメンテを新規購入したとき、このくらいでした)


ここからさらに2倍、3倍になったとしてもまだPSRは1倍以下です。よって、数年で株価5,000円は超えてくると信じています。



わざと儲からないようにしているという言い訳

保有株は相変らず軟調です。エスクリは株主優待(クオカード)のおかげで500円~600円の範囲で踏みとどまっているように見えます。

ちなみに私は株主優待は余計なコストだと思うのでどちらかといえば反対の立場です。株主優待がなければもっと下がっているでしょうし、そうであれば買い増しするのですが…

今のエスクリに対する自信に相応しい保有比率に自動的になってしまったので、何も動く必要がなくなりました。あと一年くらいは様子を見てあげようと思っています。株式投資は苦しい時期の方が長いので忍耐が必要ですが、それを乗り越えるといいことが待っています。(たぶん)


逆に辛いからといって儲かる確率ばかり追い求めると長期的には市場に負けると思います。今たまたま上手くいっていても、それはまぐれです。


最後に、負けている時の言い訳として、お気に入りの一言を引用します。

私はできるだけめったなことでは儲からないように努めている。
 


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